★西瓜の雑記

食品メーカーに勤務する管理栄養士のブログです。

インターネットと私。


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はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」

小学4年生のとき、我が家にパソコンがやってきた。
どんな理由で、親がパソコンを購入したのかは覚えていない。
買ってからしばらくはインターネットを契約していなかったが、5年生のときに、インターネットが接続できるようになった。
当時、小学校の授業でパソコン、インターネットを使用することはあったが、家でパソコンを使用するのは、学校で使用するのとはまた違って新鮮だった。

インターネットでは、当時好きだった、
"オシャレ魔女ラブandベリー"や"きらりん☆レボリューション"のファンが集まるコミュニティで
絵を描いたり、掲示板やチャットで遠くに住む同世代の子と交流したりしていた。
自分でも、ホームページ、ブログを作り交流の場を作った。
私にとって、この日常はすごく楽しかった。
時には"荒らし"と言われる、悪口のような書き込みもあり、嫌な思いもすることもあったが、
この頃の日常は、いい思い出の方が多い。
当時は学校から帰ってくるとランドセルを置き、すぐにパソコンを付けインターネットでサイトを観たり、絵を描いたりしていた。
もちろん、学校の友人と放課後に外で遊ぶこともあった。
学校の友人と遊ぶのも楽しかった。
どちらも楽しかったが、時には、インターネットでチャットの約束をしていて、友達の約束を断ることもあった。

そして10年以上ときが経った今。
当時、インターネットで交流があった子とはもう誰とも連絡を取っていない。
ホームページを持っていた子も、中学生になると部活やテスト期間で忙しくなり、
ホームページやブログを辞めていく子が多かった。
私も、そのひとりだ。
そこから、交流が途絶えてしまった。
文通をしたり、年賀状のやりとりをしていた子だっていた。
もう、今は、誰の連絡先も分からない。

なんだか悲しい。
今だったら、大人になったこともあり、実際に会いに行くことだって難しくないのに。
10年以上、ときが経っている。
当時、交流していた子が、私のことを覚えているかさえ、分からないのだ。
それでも、当時、インターネットで交流していた子と、
もう一度会いたい。

そんな気持ちだ。