開発担当者が「ん?」と思うこと。
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こんにちは。
芸能人やYoutuberの方が、よく
「化粧品つくりました!」とか
「プロデュースしました!」って言ってる商品ありますよね。
これ、開発担当としては「ん・・?」って思うことがあります。
芸能人やYoutuberの方がプロデュースした商品が作られるプロセスは、おそらく
プロデュースする人(事務所側)
↓
メーカーの担当営業
↓
メーカーの開発担当
このような順で話行くと思います。
(このような場合はPB案件であることがほとんどのため、芸能人側が作る会社に話を投げていると思います。)(このような商品つくりたい!→うちで作りませんか?のケースもあると思います。)
PB案件はお客さんの要望をよく聞く必要があります。
メーカーの開発担当は、まずは最初、提示された条件で試作しサンプルを提出します。
次に、メーカーの担当営業にも確認してもらいます。
そしてその次に、プロデュースする側の方に確認をしてもらいます。
そこで、OKがもらえれば、その時点での試作は終了します。
しかし、1回ではOKがもらえないことが結構あります。
お客さんからの要望が試作を出すたびにあるのならば、開発担当は何回も何回も改良していく必要があるのです。
どのように改良してほしいのかは、担当営業を通して開発担当に話が行きます。
プロデュースする側の方が
「なんども改良しました!」
「こだわりました!」 って言ってることありますよね。
もちろん、プロデュースする側の方のごだわりのデザインがあったり、お客さんにいいものを届けたいから、こういう風にしてほしい!という願いがあったり、アイディアの努力なども、含まれているということは良く分かります。
ただ中身を作り出したのは、メーカーの開発担当なので、メーカーの人の努力も忘れないでほしいです笑
メーカー担当者はなんども試作してるのです。
1回でうまくいくパターンもたまにありますが・・。
もしかしたら捻くれてるのかもしれないです・・。
このような商品を見た時に、心のどこかで、メーカーの開発担当の人、頑張って作ったんだなーと思ってほしいです笑