★西瓜の雑記

食品メーカーに勤務する管理栄養士のブログです。

開発担当者が「ん?」と思うこと。


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こんにちは。

芸能人やYoutuberの方が、よく

「化粧品つくりました!」とか

「プロデュースしました!」って言ってる商品ありますよね。

 

これ、開発担当としては「ん・・?」って思うことがあります。

 

芸能人やYoutuberの方がプロデュースした商品が作られるプロセスは、おそらく

 

プロデュースする人(事務所側)

メーカーの担当営業

メーカーの開発担当 

 

このような順で話行くと思います。

(このような場合はPB案件であることがほとんどのため、芸能人側が作る会社に話を投げていると思います。)(このような商品つくりたい!→うちで作りませんか?のケースもあると思います。)

 

PB案件はお客さんの要望をよく聞く必要があります。

 

メーカーの開発担当は、まずは最初、提示された条件で試作しサンプルを提出します。

次に、メーカーの担当営業にも確認してもらいます。

そしてその次に、プロデュースする側の方に確認をしてもらいます。

 

そこで、OKがもらえれば、その時点での試作は終了します。

しかし、1回ではOKがもらえないことが結構あります。

 

お客さんからの要望が試作を出すたびにあるのならば、開発担当は何回も何回も改良していく必要があるのです。

どのように改良してほしいのかは、担当営業を通して開発担当に話が行きます。

 

プロデュースする側の方が

「なんども改良しました!」

「こだわりました!」 って言ってることありますよね。

 

もちろん、プロデュースする側の方のごだわりのデザインがあったり、お客さんにいいものを届けたいから、こういう風にしてほしい!という願いがあったり、アイディアの努力なども、含まれているということは良く分かります。

 

ただ中身を作り出したのは、メーカーの開発担当なので、メーカーの人の努力も忘れないでほしいです笑

メーカー担当者はなんども試作してるのです。

1回でうまくいくパターンもたまにありますが・・。

 

もしかしたら捻くれてるのかもしれないです・・。

 

このような商品を見た時に、心のどこかで、メーカーの開発担当の人、頑張って作ったんだなーと思ってほしいです笑